三岐鉄道その1 山城駅~保々駅

 ここでは小さな電気機関車が何両もタンク車をつなげて毎日せっせと貨物輸送をしています。
 京阪神ではまずお目にかかることのない出来ない私鉄の貨物輸送、電気機関車、有名な撮影スポットを含めて少し足を向けてみました。

 三岐鉄道、三岐線で行われているセメント輸送は平成18年に樽見鉄道、秩父鉄道によるセメント輸送が廃止されてしまい、現在では私鉄がセメント輸送を行っているのはここだけになってしまいました。
 三岐線の東藤原駅には三岐鉄道の筆頭株主である太平洋セメントの藤原工場があり、ここからセメントを積んだタンク車のタキ1900系が電気機関車のED45形により三岐鉄道内を走り終着駅の富田駅へ、そこからJR関西本線でJR貨物のDD51形により四日市の出荷センターへ運ばれます。
 関西から車を走らせ約2時間、有名な撮影スポットの山城駅~保々駅に到着です。踏切近く、また側は田畑なので車はあぜ道に停めておけます。東藤原駅方面に向かう列車が綺麗に撮れます。
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▲到着後、すぐにタキ1900形を引っさげて通過していきました。

 続いて、イエローカラーの電車がやってきました。ダイヤを調べてたわけではありませんが、基本的に平日午前の貨物は上下1~2時間に1本、電車は30分ヘッドでしょうか。
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▲101系。西武と似たイエローカラー

 三岐線の電車は西武鉄道からの譲渡車で統一されていてます。まるで近江鉄道の如くですが、左記と違い西武グループでもなんでもありません。広義で書くならと秩父鉄道と同じグループに例える事は出来るかもしれません。筆頭株主が同じ太平洋セメント。あちらも、セメント輸送は廃止されていますが依然として石灰石輸送は行われているので、小さな電気機関車が何両もの黒鉄の貨車を牽引しています。
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▲私鉄の電気機関車の頑張りは、東の秩父鉄道、西の三岐鉄道。(㍻23年6月)

 貨物が来ない間は、とりあえず電車の方を。
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▲踏切から801系。
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▲保々駅方面から、ラッピング車も。
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▲踏切を越えて少し保々駅方面に歩き、古城川第2橋梁から。

 貨物輸送は秩父鉄道のそれとは違い基本的に重連運転で行っています。なので、回送も単機でなく重連運転で運転されます。
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▲ダイヤが合えば、この様な回送も通ります。
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▲もう一度、踏切に戻り来た貨物にはタキ1900形以外にもフライアッシュ等を運ぶ大型の貨車ホキ1000形が繋がれていました。
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▲ホキ1000系は衣浦臨海鉄道の碧南市駅へ運ばれます。日中、大府駅で留置されている姿をよく見かけます。(㍻21年9月)

 東藤原から運ばれるタキは四日市まで運ばれます。どうせここまで来たのでですから、引き続きタキの行方を追い四日市に向かう事へ。続く。㍻26年11月13日


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