護衛艦「じんつう」見学
関西を抜け出し舞鶴に行くわけでもなし、富山県射水市の港にて護衛艦「じんつう」の一般公開されているということで見学に行ってきました。アニメ好きの友人に誘われるまま、いわゆる聖地巡礼に付き添いがてら、私も逆に神社参りに付き添わせ、そのついでなんですけど。高岡駅から出ている万葉線の終着駅の一つ手前の海王丸駅にある海王岸壁に接岸されていた護衛艦「じんつう」。見学は午前と午後にわけられており、着いた時間はちょうど午後の公開が始まる少し前。そして、天候の悪さも相まって何十人といない人の数で見学する事が出来ました。
▲あぶくま型護衛艦の2番艦DE230「じんつう」、定係港は佐世保。
「じんつうは」護衛艦の中でも、DE(Destroyer Escort)と呼ばれる比較的小規模の艦艇である。訳すれば護衛駆逐艦なのだが、海上自衛隊の艦船は駆逐艦の名前は使わないので、どれも○○護衛艦なので、このDEというのは何処か矛盾している気もしない。その武装も、ヘリコプターが着艦できる甲板がないうえ、VLSも装備されていない。主な武装は、ハープーン、アスロック、短魚雷といった対艦、対潜水艦用に特化してある。逆に、対空的な装備はなく唯一防御用にCIWSのファランクスが後部甲板に装備されてるぐらいである。
雨の勢いも強くなったり弱くなったりしているなか、岸壁から見学をしていたら自衛隊のイベントでよくある時間を早めての公開をしていただいた。いつもながらに甲板上をぐるりと見学だけかと思っていたら、艦橋に入る事は出来ないものの船内の一部も公開。
▲公開時間を少し早めて一般見学が始まった。
まずは、前部甲板上をぐるりと回っての見学。前部はVLSが無いため76mm砲だけのスマートな印象。
▲砲を越しての甲板の先端には何もない。
前部甲板を回って反対側に行くと、船内への扉が開いていて船内に案内されることに。いつもながらに、カメラ片手では怖さを覚える急な階段を下がって、船内の通路に出る。
▲もちろん見学出来る場所は限られている。
▲途中、入れた部屋は機関室で、数々のメーターやスイッチが並んであった。
▲通路と一緒になっていた部屋。食堂か何かなにかだろうか。
船内の通路を抜け階段を上がり後部甲板に出るとそこはちょうど、ハープーンの真下であった。その武装の方も、前部甲板より中部、後部に集中してあった。
▲所狭しとまでは行かないが、後部甲板からはCIWSからハープーン、短魚雷が一枚に収まる。
後部甲板もヘリコプター着艦が出来る甲板ではないので、CIWSだけのスマートと書くか、こじんまりと書くか。
▲対艦ミサイルであるハープーンが格納されている筒。2連装が左右に固定されている。
▲短魚雷が3連。これも、左右に付けられている。
対艦用にはハープーンだけだが、対潜水艦用には短魚雷に、この「じんつう」で一番目立つ一番大きな武装であるアスロックの8連装発射機が備わっている。
▲艦のど真ん中にでかでかとあるアスロックの発射機。
規模の大きくない護衛艦なので、全てを見回るのにそう時間はかからなかった。しかし、見学者は天候のせいかそう多くもないので、警備や案内で甲板に立つ自衛官に質問している人も多かった。
定係港は佐世保の「じんつう」だが、ご存知の通りこの港のある富山県の神通川にその名前の由来がある。漢字で書けば「神通」いつもどおりローマ字表記で「JINTSU」と書かれているのだが、それ以外に「glorious passage」とも書いている。「(神の)栄光の通り道」とでも訳せようか、つまり神通なのだが、なんとも名前負けするようなかっこよさがある護衛艦である。
▲名前の由来の川を横切り入港してきたことだろう。奥には帆船の海王丸が。
以上。㍻24年6月9日
















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